無印良品の電気ケトル


大学の頃から使っていた無印良品の電気ケトルが、不良品だったらしい。
通知が来て、後継品と無料で交換してくれるという。後継品は、MJ-EK15Aという商品で、価格が5,000円以上するから驚いた。

今日、商品が届いた。
湯を沸かしコーヒーを一杯注ぎ、感動した。こういう種類の感動は初めてではないだろうか。デザイン、使い心地共に素晴らしい。さすが、高いだけはある。
いい物を使っていい生活をする、そういうことを目指してみようかと思った。

興味を持ったので無印良品を検索してみると、寝間着を二着買うと20%オフとあり、ちょうど新しい寝間着がほしいと思っていたので勢いで購入した。
無印良品に関する本も今度読んでみよう。

10月9日
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「デザインの仕事」(寄藤文平)


お昼頃に起きてだらだらと本を読んで過ごした。
昨日買った寄藤文平の「デザインの仕事」、気付いたら半分以上読んでいた。デザイナー寄藤文平の思考が素に近い形で書かれているという印象で、とても読みやすい。読みやすいと言っても、話がわかりやすいというわけではない。むしろ深く、難しい。しかしながら読者のために過剰に「わかりやすく」書かれている文章よりも、こういう素に近い形の方が「わかろう」という気になって一生懸命読んでしまう。
「聞き手」がインタビュアーの木村俊介だが、この方が寄藤文平の魅力を引き出しているのだろう。「善き書店員」は木村俊介が名もなき書店員達の生の声を集めたインタビュー集だが、これは以前読んで非常に感動した。
「デザインの仕事」は寄藤文平のストイックさと驚く程の思考の量がよく伝わってきて、読んでいて心に火がともる。前に読んだエッセイ「絵と言葉の一研究」よりも、断然好きだった。

ここまで読んで、寄藤文平の「論理的思考」の仕方に驚いていたのだが、こんな文章が出てきた。

僕はどちらかと言えば本来は論理的じゃないんです。打ち合わせなど人に伝える時には、論理的にしないといけないと思っていて、そのように話す癖がついているというのはあります。でも、もともとの思考としてはさきほどの枯葉みたいな感覚で考えているところがあります。

なかなか簡単には整理させてくれない。そこがまたリアルでいいなと思う。

2017年10月3日火曜日


いい感じのテーブルを探しに、車を走らせてホームセンターへ行く。
途中、以前行った美味しいつけ麺屋があるのでそこでお昼を、と思ったのだが、わかりにくい道で、つい標識を見落とし、一方通行の道を逆に走ってしまった。
運悪く目の前からパトロール中のパトカーが来て注意された…。
その後も何度かうろうろしてようやくつけ麺屋に着くが「支度中」…。
今日はどうも駄目な日らしい。
ホームセンター付近で食べよう、と思い目的のホームセンターに到着するとちょうどラーメン屋がある。よしここで、と思ったら「定休日」。どうなっているんだ…。
近くに他にご飯を食べられる店がなく、仕方なくホームセンターの隣のスーパーでたこ焼きを買って食べた。
体力を消耗した一日だった。

<今日の文章>

あのですね、他人のことをきちんと真剣に考えてくれる人なんて、世の中にはそんなにいないんです。(略)冷たいようですが、自分のことは自分で考えて、自分で判断し、自分で責任を取っていくしかありません。というのが僕の基本的な考え方ですが。
村上春樹「村上さんのところ」



デザインの一日


八月、九月と休日出勤、残業が多く無理をしたせいか身体の調子が悪い。
しかし知人に頼まれているCDジャケットのデザインの締め切りが迫っているので今日はその作業をした。

一応デザインが完成し、知人に見てもらった。自分の制作物を人に見せて感想を受け取るのは久しぶりで色々な学びがあった。

今回デザインをするにあたり、メインとなるイラストをA4サイズで描いた。CDジャケットのデザインをするのは今回で二回目だが、自分の場合、デザインソフトをあれこれ操作して作成するというよりも(そもそもスキルがそんなにない)、もっと原始的な方法を取る。まず、一枚の絵を描く。そこから始める。

そうして絵は仕上がったのだが、それがCDに収録される曲のイメージと一致するかというと、どうもそうではないような気がする。そもそも、僕の描き方は、「頭の中にあらかじめあるイメージを表現する」というものではなく、むしろ「流れに任せて描く」というやり方なので、スタート地点から随分離れたところに来たな、という感じの絵が仕上がることはよくあるのだ。こうした描き方になったのにも理由があって、簡単に言うと「自分の頭の中だけで考えること」を信頼していないのだ。つまらないものができるに決まっている。

できあがった絵は有機的な印象を与える絵であり、曲の人工的なイメージとは反するように思われた。だから、イラストレーターのソフトを使って直線の要素を加えて、より整理された感じのデザインにした。

それを依頼者の知人に見せたところ、思いがけないコメントが返ってきた。「イラストの部分をもっと大きく見せた方が個性的になるのでは」というものだ。
結果的に、後から加えた直線の要素を省き、自分のイラストを前面に出すデザインが採用された。これは驚きだった。
曲の印象に近付けるためによかれと思って加えた直線的なデザインが、実は自分の絵の魅力を損ねる働きをしてしまっていたのだ。

自分の絵のよさは、しばしば他人に指摘されて初めて気付く。

友が来た


高校時代の友人がこちらへ来た。
彼と僕はどちらも本が好きで、よく神保町の古本屋巡りをしたものだ。お互い就職してからはなかなか会う機会がなく、今回久しぶりに色々話をして楽しかった。
ドライブがしたい、と言われたので、車を三十分程走らせて僕が以前から気になっていた小さなカフェへ向かった。
ある雑誌を立ち読みして見つけたそのカフェには本棚が置かれている。本棚のあるカフェとなると、行かないわけにはいかない。友人を自分の趣味に付き合わせることになってしまった。本棚には、料理の本、自然の本、絵本が並んでいた。友人は中島らものエッセイを、僕は五十嵐大介の漫画「リトル・フォレスト」を手に取った。帰りには温泉に入った。
就職してから大学時代の友人とはほとんど連絡を取らなくなってしまった。こうしてわざわざ会いにきてくれる友人がいるというのは嬉しいことだ。
彼と、「本好きの人ってなかなかいないよね」という話をした。こちらで仕事をしてから本の話を思い切りできたという経験はない。いつの間にかそれは当たり前になって、読書とは一人で楽しむ孤独な行為と割り切ってしまっていたが、久しぶりに友人と本の話をして、やはりいいものだと思った。



プロフィール

モドル

Author:モドル
粉々になった「芸術」が、まだ少しだけ身体に張り付いている。

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